景観生態学をテーマに、提唱者であるカール=トロール(Troll,C)の 1968年の論文を取り上げました. 参照論文は  Troll,C. Landshaftsokologie. Den Haag 1−21(1968)です. 景観は、生物、地形、地質、土壌、水、気候など様々な要素・地因子と 人為の影響との相互作用のなかで形成されています. 景観生態学はそれらの要素を総合的に分析し、 景観の構造と機能を解明する研究です. 景観分析の方法として航空写真判読があり、 また成果の表現として主題図にまとめた景観生態学図があります. 景観生態学に関する参考文献として、 横山秀司(1995)景観生態学 古今書院 武内和彦(1991)地域の生態学 朝倉書店 横山秀司(2002)景観の分析と保護のための−地生態学入門 古今書院 などがあります.