癌から死への過程

Last updated on Saturday 27th September 2003


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仲田 2003.08.15 Fri 19:15:38
少し前に発ガン機構についての書き込みをしましたが、 あの後よく考えてみると、癌について疑問が出てきたので誰か教えて下さい。

1.癌によって人が亡くなるのは何故なんでしょうか?
未分化な細胞が無秩序に増殖するのが有害だというのは分かるんですが、 それが致死的な効果をもたらすのがいまいち納得できません。 具体的に何が起こるから癌患者が亡くなるのか、知っている方、教えてください。

2.大腸癌だとか、皮膚癌だとか言いますが、それは最初に癌が発生した場所を示す以上の意味があるんでしょうか?

それぞれの癌で特徴が違うようなことを聞いた記憶もありますが、もしそうであれば、 そのメカニズムはどうなっているんでしょうか?

KaK 2003.08.16 Sat 14:42:07
1.についてですが、癌細胞がたくさん増えると、 相対的に正常な細胞が飢餓状態に陥り、死ぬのではないでしょうか? また、増えすぎた癌細胞への栄養供給が滞れば、 ところかまわず壊死する細胞群が生体へ悪影響を与える気がします。

2.はよくわかりません。

どちらもただの考えなので、ご存知の方のフォローしてください。

仲田 2003.08.18 Mon 10:52:57
> 癌細胞がたくさん増えると、
相対的に正常な細胞が飢餓状態に陥り、死ぬのではないでしょうか?

そうすると、十分な栄養を与えれば絶対的な飢餓状態を回避できることになりませんか?

>増えすぎた癌細胞への栄養供給が滞れば、
ところかまわず壊死する細胞群が生体へ悪影響を与える気がします。

なるほど、でも、それが本当に起こっているんでしょうか?

KaK 2003.08.19 Tue 10:31:25
生物への栄養供給に限りがあることは、血管の表面積と 小腸上皮の面積による物理的制限から想像できます。 点滴でも用いればべつですが、これも静脈への直接の 栄養供給であることから上限があるでしょう。

また、動物の血管系は栄養が行かない細胞がないように とても精密に配備されています。したがって、癌細胞みたいな ものが生体内で増殖した結果として十分に可能性は あると思っています。

仲田 2003.08.19 Tue 11:57:13
癌の悪影響という意味では、それでいいと思いますが、 知りたいのは「具体的に何が起こるから癌患者が亡くなるのか」です。

例えば、全身的な栄養飢餓によって死に至るのか、 重要な少数の臓器への栄養飢餓が直接の死因になるのか、 といったことは、臨床の研究からは分かっていると思うので、 医学系に詳しい方がいたら教えてください。

あと、KaK さん。改めて考えてみたんですが、 癌細胞の壊死の話は、もし起こっていたとしても生体への影響は少ない気がします。 癌細胞が壊死するほどの栄養飢餓が起こっている場所は、 壊死による悪影響以前に致命的なダメージを負っていると見るべきでしょう。 逆に、正常細胞へのダメージの少ない場所で、 癌細胞がいきなり壊死して周囲に悪影響を与えるというのも想像し難いものがあります。

KaK 2003.08.19 Tue 14:09:01
具体的に何が起こるかを詳細に記述できれば、各段階で 対症療法的かもしれませんが、対策を講じる可能性が生じますね。 臨床にはこれまであまり興味がありませんでしたが、 現象があってそれに対してどう対応すれば対策が最適化されうるのか、 ということを考えるのは面白そうです。ただ、こんな思考を する人が医者だったら患者としてはたまらないでしょうが…。

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